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L2・4㎞を先行着手へ/根小屋交差点から(都)中上大塚線/寺尾藤岡BP促進協

2010/08/07 群馬建設新聞

主要地方道寺尾藤岡線バイパス建設促進協議会(会長・松浦幸雄高崎市長)は5日、高崎市役所31会議室で22年度通常総会を開いた。役員選任や事業計画案など全議案が満場一致で承認された。また、同バイパスのうち、根小屋交差点から都市計画道路中上大塚線までのL2・4㎞を、優先区間として先行して整備していく方針も示された。

冒頭、松浦会長は「本路線は藤岡市、高崎市はもとより、県西部の地域間連携を高める重要な幹線道路。1日も早く事業着手してもらえるよう、本協議会もできる限りの取り組みをしていきたい」とあいさつした。また、来賓祝辞で福田和明・県道路整備課長は「昨年、藤岡土木事務所長をしていたこともあって、本路線の重要性は十分認識している。22年度は都市計画の見直しに入り、計画案がまとまり次第、地元に説明し、事業を進めていきたい。一生懸命取り組んでいく」と述べた。

議事では、松浦会長の続投や事業計画案などが承認された。今年度もバイパス区間の早期事業化に向けての関係機関への要望活動の実施、道路整備促進期成同盟会全国協議会主催事業への参加・協力などに取り組んでいく。

同バイパスは現道の高崎市根小屋交差点から藤岡市の主要地方道前橋長瀞線までのL約4・4㎞で計画しており、途中に挟む鏑川に新橋を架ける。これまでに橋梁ボーリング調査などをしていきており、新橋についてはL430m程度の8径間を想定していると説明された。また、同バイパスのうち、根小屋交差点から都市計画道路中上大塚線までのL2・4㎞を優先区間に設定して整備を進めていく方針も示された。県高崎土木事務所の佐藤富次郎所長は、ほかの県道と比較しての優先順位について「高崎土木、藤岡土木ともに相当上位に位置している」と話した。

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