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山梨県韮崎市

近く3分離で発注へ/すべて一般競争に/韮崎市

2010/08/07 山梨建設新聞

旧ルネスショッピングセンターを改修し再利用する、 韮崎市の市民交流センター整備事業=完成イメージ図=が着工段階を迎えた。 工事は建築、 電気、 機械の3分離で発注する方針で、 来週早々、 工事公告する。 いずれも一般競争入札で請負業者を選定し、 9月定例市議会で承認後着工、 23年7月のオープンを予定する。 事業費には12億円余りが見込まれている。

 同事業は、 JR韮崎市駅前にある旧ルネスショッピングセンターの土地6882・96㎡、 建物1万9788・28㎡を市が買収し、 大規模なリニューアル工事を施して生涯学習の拠点施設として再利用するもの。

 佐野建築研究所 (甲府市丸の内2丁目12―15055―233―5068) がまとめた実施設計によると、 施設内部は図書館、 中央公民館、 韮崎地区公民館及び市民会館と、 藤井保育園の子育て支援センターの機能を集約。 さらにふるさと偉人資料コーナーや、 地域情報発信センターなども取り入れる。  

 各階の配置については、 地下は防災備蓄庫、 郷土資料倉庫などを備える。 1階は市民プラザ、 公民館、 テナント (飲食・物販系)。 2階は市立図書館、 3階に図書館 (閉架書庫)、 多目的ホール (会議室・映像ホール)、 子育て支援センター、 テナント (医療・健康・福祉系) などを設置する考えだ。

 施工は建築、 電気、 機械の3分離となるが、 一般競争入札の参加形態については、 建築と機械は県内・市内業者のJV、 電気が市内業者となりそう。 今月末に入札・開札し落札者を選定する。

 9月議会に契約締結の承認を求め、 着工する方針だ。













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