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建築物をバリアフリー化/テニスコート管理棟は10月発注/小瀬スポーツ公園

2010/08/25 山梨建設新聞

国土交通省の「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律(バリアフリー新法・平成18年12月20日施行)」に基づき県では、小瀬スポーツ公園建築物のバリアフリー化を来年度から本格的に進める。園内の建築物の中で、急傾斜などの段差解消(車イス利用者)や、スロープ整備を、各施設と活用状況を調整しながら、24年度までに完成させる考えだ。

 県では公園建築物バリアフリー化改修にともなう設計を5月下旬、山根建築設計事務所(甲府市山宮町3075-3・055-251-6701)へ委託し、9月下旬に仕上がる予定。バリアフリー化してない施設の改修箇所から、順次工事を進める。

 手始めにテニスコート(全16コート)については、利用者と調整し、今年10月に工事発注し、来年3月まで完了させる方針。管理棟のシャワールーム、トイレなどをバリアフリーにしていく。

 園内には陸上競技場をはじめ、補助競技場、野球場、球技場、テニスコート、体育館、武道館、フィットネスセンター、水泳場、アイスアリーナ、クライミング場、会議室などを備える。 

 小瀬スポーツ公園は昭和61年の「かいじ国体」に併せて整備された比較的新しい公園。そのため、大きなバリアフリー化の工事は、必要ないとされている。

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