(医)厚友会(多田正毅理事長、結城市結城10745―24)は、城西病院中央棟の増築新築工事を計画している。今月7日には工事にかかわる指名競争入札を執行する見通しだ。順調ならば10月にも工事に取り掛かり、来年5月の完成を目指す。設計担当は㈱フケタ設計(栃木県宇都宮市)。開設は来年8月を予定している。
同病院は昭和56年4月に開設。病床数は261床(療養病棟148床)。
県が進める「医療施設耐震化施設整備事業」の一環として、現施設東側の駐車場部分に救急救命設備を備える新棟を建設する。
施設の規模はS造4階建て延べ床面積4649・86㎡。増床数は87床。専属医師3人を配置するなどして2次救急医療機能の充実強化を図る。
現在の中央棟は将来的に耐震補強工事などを実施するもよう。
今後のスケジュールについては、7日に入札を執行して施工者を選定する見通し。今月末までに正式契約を締結し、来月から着工したい考えだ。
工期は8カ月程度を見ており、来年5月の完成を見込む。その後、内装工事などを進め、8月の開設を目指す。
設計はフケタ設計が策定した。
【図=完成予想図】