2010/09/09 本社配信
帝国データバンク(TDB)は8日、8月の全国企業倒産集計を公表した。倒産件数は964件(前月918件、前年同月1042件)で、前年同月比は7・5%減。12カ月連続で前年同月を下回った。ただ前月比は5・0%の増加となった。
このうち建設業の倒産は293件で、前年同月比3・2%増。5カ月ぶりに前年同月比増となった。
TDBでは今後の倒産動向の注目点の一つに「今年初めから続く公共工事の大幅減少」を挙げており、「倒産件数が増加に転じる事態が次第に現実味を帯びてきた」とみる。
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