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国土交通省北陸技術事務所

予期せぬ災害に備え/災害対策機械操作訓練

2010/09/18 新潟建設新聞

 国土交通省北陸技術事務所は16日と17日の2日間にわたり、新潟市内で同事務所職員による災害対策用機械の操作訓練を実施した。現在、同事務所の新潟防災センターには、排水ポンプ車、照明車など、災害対策用機械として22台が配備されている。災害時には、委託業者が操作・運転を行うことになっているが、災害時に委託業者自体が被災し、対応が困難になることも想定されるため、同事務所職員自らが災害対策用機械の操作を行えるよう訓練を行った。

 初日の訓練では、朝から雨が降り続け、本番に近い条件となった信濃川護岸にて、同事務所職員14人が参加し、排水ポンプ車を使った排水訓練に臨んだ。

 委託業者である北陸建設弘済会による実演に続き、排水ポンプ車の設置から運転操作、撤収までの一連の流れを学習。

 今回は、排水ポンプ車の操作が初めての職員も多かったが、北陸建設弘済会の説明を受けながら設置や操作などのポイントを学び、予期せぬ災害への備えを再確認した。

【写真=信濃川沿いで行われた職員の訓練(16日)】


北陸技術事務所災害対策機械訓練003537.jpg

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