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新潟モノリスがオープン/2組限定の婚礼施設/ノバレーゼ

2010/11/10 新潟建設新聞

 ウエディングプローデュース事業などを展開する㈱ノバレーゼ(本社・東京都、浅田剛治社長)が9日、新潟駅万代口から徒歩5分の立地に、貸切型の婚礼施設兼レストラン「新潟モノリス」を開業した。婚礼は昼夜各1組限定のプライベート感が特徴で、土日祝日は貸切型婚礼施設に、平日はレストランとして運営する。

 新潟モノリスは、1階に最大130席のバンケット、2階にガラス張りのチャペルを配した地上2階建て、S造(一部RC造)。延べ1236・58㎡、うちダイニング226・89㎡、敷地面積は1132・97㎡。所在地は新潟市中央区南万代町1-11。施工は廣瀬。

 垂見和彦氏による設計デザインで、ニューヨークの高級街SOHOをイメージしたモノトーンが基調のシンプルでモダンな建築。メインダイニングやガラス張りのチャペルが高い採光性を演出し、ラウンジはクラシカルで落ち着いた空間となっている。

 披露宴会場のメインダイニングには300インチの巨大スクリーンを設置。天井高は7m設け、証明にはLEDライトを導入した。天井いっぱいまでの窓からは、レインボータワーも顔をのぞかせている。

 厨房は、作り手の臨場感が楽しめるオープンキッチンで、地産地消の食材を用いた創作フレンチを提供する。

 設備面では、オール電化を導入。厨房の排熱といった空調負荷低減や省エネ性を重視した。

 同社では「婚礼、レストランともに地元食材をふんだんに採り入れたメニューを展開する。生産者とコミュニケーションをはかりながら、地産地消の食育の提案など、ブライダルに留まらず、その後の暮らし全般に関われるような、新潟に愛される施設となれば」としている。

 同社は新潟県初進出。新潟県の婚礼費用客単価が全国的にみて高いことから有望なマーケットと判断した。年間の婚礼申込数約160組を見込み、売上目標は約6億円。

 新潟モノリス開業に先立ち、9月には隣接地にウエディングドレスショップもオープンさせている。

【写真=宙に浮かぶジュエリーをイメージしたチャペル。採光性の高いメインダイニングも】

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