19日に伊勢崎市内で「ベイシアスーパーマーケット伊勢崎バイパス店」をオープンさせたベイシア(高山正雄社長、前橋市亀里町900)は、きょう25日に「パワーモールおおた」内にスーパーセンターをオープン。今後も、12月1日に「スーパーセンター大泉店」、そして同7日には「パワーモール前橋みなみ」内での出店も予定している。太田でのスーパーセンターの出店は、県内では2001年の月夜野店以来9年ぶり。久しぶりの県内出店を皮切りに、今後も続々と出店が予定されている。
「パワーモールおおた」は、同社のほか、グループ企業である、カインズ、ベイシア電器、オートアールズの4社でモールを形成しており、東毛地域では初のベイシアグループモールが誕生した。ベイシア電器とオートアールズが20日に、カインズが23日にオープンし、ベイシアが23、24日にプレオープンを経て、きょう25日にオープンし、パワーモールとしてグランドオープンした。4店舗とも設計は、伊藤建築設計事務所(東京事務所、東京都千代田区)、施工は石川建設が行った。また外構工事については清水建設が担当した。
ベイシアスーパーセンターの店内は、ウォークイン冷蔵やリーチイン冷蔵が並び、棚の高さを抑えるなどの工夫がされている。現在の同社のスーパーセンタースタイルに沿ったものだが、9年ぶりの出店になる県内では目新しさを感じる。また、省エネにも配慮された店舗で、照明の調光システム、人感センサーの導入やLED照明を取り入れるなどのほか、太陽光発電システムにより発電した電気は店内照明に利用されている。さらに、食料品トレーの回収材やプラスチック廃材を利用したエコベンチを敷地内に設置する取り組みも行っている。
今後は、12月1日にスーパーセンター大泉店をオープンさせる。同店舗は既存の大泉店を移転させ国道354号バイパス沿いに出店するもので、単独での出店だが既存のカインズホームとオートアールズが隣接しており、グループでモールを形成する形になる。また、前橋みなみモール店は、12月4、5、6日にプレオープンし、7日にグランドオープンする。