越谷市・草加市・八潮市・三郷市・吉川市・松伏町の５市１町で構成する東埼玉資源環境組合（管理者・板川文夫越谷市長）は、２６日の組合議会へ上程する１６年度当初予算案を公表した。一般会計の総額は８１億３、３００万円で対前年度比５・７％の増額。このうち工事請負費は１４億８、５３０万円。主なものでは、堆肥化事業で設計など委託費１、０００万円、増築工事費１億２、０００万円を盛り込んだ。

　堆肥化施設の増築は、ごみ焼却の負担軽減、堆肥化需要増加への対応などから実施する。既存施設（越谷市増林３－２－１）の敷地は、工場ヤードおよびストックヤード約４、３００㎡、堆積ヤード約３、２００㎡。構造は、Ｓ造平屋建て、床面積２８９・０７㎡。

　第１工場ごみ処理事業では、焼却炉オーバーホール工事費５億９、０００万円、溶融炉オーバーホール工事費２億１、０００万円などを投じる。

　第１工場発電事業は、発電設備オーバーホール工事費１億６、３００万円、発電計装設備オーバーホール工事費１億１、１００万円、ボイラー耐火物補修工事費１億１、３００万円など。

　また第２工場ごみ処理施設建設関連は、環境影響評価業務委託費２、２６７万円。