朝霞市ではキャンプ朝霞の「基地跡地利用計画書」について実現性を検証してきたが、キーポイントと位置付けられていた文教・学術機関の誘致に関して実現困難と判断、事実上白紙となった。
同ゾーン(8・3ha)と公園・緑地ゾーン(7・6ha)、緑の帯ゾーン(0・5ha)を合わせて大規模な公園を整備していく方針。なお、そのほかのゾーンに関しては現行計画に修正を加えながら進めていくという。
基地跡地利用計画書は13年度にまとめられたもの。16年度、有識者や市民の意見も取り入れながら、より具体的な計画書を作成。再び国に提出し、その後順次整備を進めていくことになる。
各ゾーンの概要は次のとおり。
▽市民生活関連施設整備ゾーン(0・9ha)=水道水の安定供給を図るための、水道事業用地▽庁舎拡張ゾーン(0・4ha)=市役所庁舎の拡張用地▽学習・研修・交流施設ゾーン(1ha)=学習複合施設・多目的広場を整備▽図書館拡張ゾーン(0・7ha)=蔵書数増加への対応、駐車場など整備