県森林環境部治山林道課は11月補正予算の復旧治山事業費（４路線）に２億１９４５万円を計上した。これら工事は出先事務所で順次発注していく。

　対象となる４路線のうち中央市関原地内の関原では、谷止工２基を設置する事業費に５２５０万円を盛り込んだ。21年度～24年度まで継続して谷止工８基を整備するもので、総事業費は２億２６１７万円にのぼる。

　また、笛吹市御坂町上黒駒地内の黒岳東では、谷止工２基を設置する事業費に４２００万円を追加。本年度まで谷止工４基を整備する。総事業費は１億３３００万円。

　さらに谷止工のほか山腹工を伴う工事は２路線。

　このうち、身延町相又地内の小沢川は、谷止工１基と山腹工０・０３ｈを５０４０万円で施工する。本年度から26年度まで継続で整備し、谷止工５基を設置していく。総事業費は１億７９００万円となる。小菅村川久保向地内の川久保向でも、谷止工１基と山腹工０・２９ｈを７４５５万円で施工する。本年度から24年度まで整備し谷止工２基を整備。総事業費は１億円を見込んでいる。