6割超が道路整備に不満--。吉川市はこのほど、22年度市民意識調査(速報)をまとめた。調査は、10月5日~20日にかけて、市内在住の20歳以上の男女1500人を対象に実施、回答率は51%だった(回答者数765人)。
「道路整備(満足度)についてどのように感じているか」の質問では、「不満」「どちらかと言えば不満」が61%となり、「広域的な幹線道路の整備が十分でないと感じる」「舗装や補修などの身近な生活道路の整備が十分でないと感じる」「歩道の整備が十分でないと感じる」「除草や路面清掃など道路管理が十分でないと感じる」などの理由が大勢を占めた。
「浸水被害の軽減(満足度)についてどのように感じているか」では、「不満」「どちらかと言えば不満」が51%で過半数となった。「中川や大場川など河川改修が進んでいないと感じる」「排水路の整備が十分でないと感じる」「下水道(雨水)整備が十分でないと感じる」「土のうや排水ポンプ整備など浸水被害対策が十分でないと感じる」が主な理由だった。
なお、調査結果の詳細は、報告書を作成し23年3月ごろに公表予定。