新潟県が進めているカーボン・オフセット制度の普及拡大を図るため、2月1日(火)にフォーラムが開催される。場所は朱鷺メッセ2階スノーホール・時間は午後1時30分~4時15分まで。
新潟県では、2009年度から県内の森林整備プロジェクトのCO2吸収量を認証し、オフセット・クレジットを発行する「新潟県オフセット・クレジッド制度」を運用中。これまでに新潟県農林公社による「トキの森クレジット」が発行され、全国の企業等がカーボン・オフセットの取組に活用している。また、本年度は新たに阿賀町による「阿賀悠久の森クレジット」の発行が予定されているところ。
当日は、まず、環境省地球環境局地球温暖化対策課の高橋康夫課長が「国内外の地球温暖化対策について」、㈱三菱総合研究所地球温暖化対策戦略グループ研究員の真野秀太氏が「カーボン・オフセットの取組と今後の動向について」―と題した基調講演を行う。
また、新潟県県民生活・環境部環境企画課が「新潟県オフセット・クレジット制度」を説明。
さらに事例紹介では①三菱UFJリース㈱オフセットサービス室の牧野佐和子室長による「カーボン・オフセット商品の企画開発」②ワタミ㈱経営企画グループの小出浩平課長による「カーボン・オフセット商品の企画開発」―が予定されている。申し込み期限は今月25日(火)まで。
問い合わせ先は、県庁環境企画課地球環境対策室(℡025-280-5150)。