和光市は和光市駅北口土地区画整理事業で、当初予算に事業計画書作成(見直し)400万円、実施計画書作成1、000万円、地区界および現況補足測量200万円などの委託料を計上した。
これまでに基本計画書作成などを担当してきた昭和埼玉支社(さいたま市、電話048-831-4828)へ5月にも委託し、秋口の事業認可取得へ向け作業を進めていく。
同事業対象地区は、新倉1丁目および下新倉地内の40・5ha。地区内には、南北に東京外環自動車道が走っている。
現在の公共施設整備計画素案によると、都市計画道路は宮本清水線(L1、050m・W18m)と北口駅前線(L236m・W18m)。北口駅前広場は4、500㎡で計画している。
区画道路は幅員16~4m、総延長1万973m。特殊(歩行者専用)道路は幅員5~3m、総延長1、521m。地区内には街区公園8か所と緑地4か所を適宜配置し、調整池は街区公園の地下に3か所整備する。
地区内人口は4、121人で、土地所有権利者は672人(14年現在)。
市街化率は現在、約51%
となっている。計画テーマを「水と緑がひととまちをつなぐ田園共生タウン」とし、自然空間と都市空間が共生した市街地形成を図る。