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群馬県富岡環境森林事務所

新年度に入山橋上部工/林道奥山六車線

2004/03/30 群馬建設新聞

 ふるさと林道奥山六車線の開設整備を促進している県富岡行政事務所森林部は、新年度にも入山橋の上部工を発注する方針だ。

 奥山六車線の新設事業は、下仁田町と南牧村を結ぶ広域基幹林道として位置づけられており、山林への進入路を整備するとともに、この幹線に接続する枝線道路網を整備し、間伐等の林業振興を図ることが狙い。このほか、2町村の地域交流促進も期待されており、総事業費は46億円を試算している。総延長は、下仁田町東野牧の国道254号を起点に南牧村六車地内までの約2万2000m(幅員5m)となっており、平成2年度に事業化され、平成23年度の完成を目指して事業を促進している。14年度までの進捗率は、道路延長ベースで約46%で、これまでに延長約10kmを整備している。ルート上には、都橋や小河原橋、入山橋などが架設され、都橋(橋長約20m、単純合成桁橋)は完成、小河原橋(橋長55m、2径間連続鋼桁橋)は3月26日に開通した。入山橋については、今年度に逆T式橋台2基と橋脚2基を発注しており、上部工を新年度にも発注する方針。同橋は橋長88m、3径間連続鋼桁橋で、設計は国際航業(東京都千代田区6番町2電話03-3262-6221)が手がけている。



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