富士河口湖町は、今年度の工事発注計画(全78件)を明らかにした。同計画は、入札・契約適正化法に基づき、4月1日現在で見込まれる1件250万円以上の工事箇所を公表したもの。
同町は、昨年11月の町村合併(旧河口湖町、旧勝山村、旧足和田村)により、行政エリアが拡大し、環境・教育・観光関連事業の工事を主に展開していく。
同計画に盛られた小立小学校増築工事は、同町小立の同小学校に転入児童数の増加が予想されることから増築するもの。建物の概要はSRC2階建て、延べ面積約1、040㎡の規模で、普通教室をそれぞれの階に3教室づつの計6教室備える。工期は8か月を予定しており、第2四半期の工事発注となる見通しだ。
また、温泉掘削工事は、同町小立の温泉脈とされる場所を対象に、掘削深度約1、500mの工事を予定している。工事発注時期は、第1四半期の計画で、工事の発注形態にプロポーザル方式を採用する。
富士河口湖町民ふれあいセンター改修工事は、同町小立の町民ふれあいセンターの建物に耐震工事を施すもの。同センターは、RC造3階建て、延べ面積2、992㎡の規模。耐震、改修工事の発注時期は第2四半期を予定している。
このほか、水道事業では河口湖インター線配水本管布設工事(10工区)を計画。工期に6か月、延長70m、管の口径300mmの規模で予定。工事発注時期は第2四半期となる見通しだ。