都市基盤整備公団埼玉地域支社は、富士見市鶴瀬西地内の鶴瀬第2団地建て替え事業で、18年度に着工する先工区は7~14階建て、12~13棟、約600戸を建設する方針を公表した。団地に隣接している鶴瀬西小学校用地と公団用地を等価交換して整備する。今年度は戻り入居者など居住者希望調査を行い、配置基本計画を策定。並行して富士見市と各種調整を進め、17年度実施設計、18年度の着工を目指す。後工区に関しては、特別養護老人ホームや在宅サービス施設、民間開発による住宅供給用地として位置付けられている。
鶴瀬第2団地は、鶴瀬西2-8地内の敷地7万5、086・73㎡に昭和37年管理開始。低層2階29棟、中層4~5階建て32棟、総戸数1、071戸のうち、現在は573世帯が入居している。
建て替え計画では、戻り入居者を優先した先工区を団地北側に設定。同工区は、富士見市立鶴瀬西小学校用地約1・3haと団地用地約1・6haを等価交換し、同小跡地を中心に住宅を建設。
敷地内には1R~3LDKまでの9タイプを想定した中高層住宅と、立体駐車場3棟を建設、約300台を収容させる。
等価交換される団地用地には、同小学校と上沢小学校を統廃合した新設校を富士見市が建設。当初予算に基本設計および新設校用地地質調査費を計上している。
学校整備にあたっては、5月末まで行われる住宅希望調査で、戻り入居者戸数を確定させ、学校用地の一部住棟を残しながら、校舎および校庭の一部を整備する。
校庭横には、防災機能を持たせた約5、000㎡の街区公園も整備。学校用地北側は公団がまちづくり用地として確保。利用法は未定。
今年度は、先工区に設置する公営住宅戸数など、富士見市との調整を進めたうえで、配置基本計画を委託。これを基に17年度から実施設計に入る。
18年度は等価交換される学校と団地の解体工事に入り、同年末ごろから団地本体工を発注。20年10月の入居を目指す。基本構想は和設計事務所(新宿区、電話03-3260-2166)が策定。また、新設小学校も新団地ほぼ同時期のスケジュールで着手される見通し。
一方、南側の後工区は、学校用地に残された部分を含めたエリアを対象に、公共公益施設、民間開発用地として位置付け。基盤整備は、鶴瀬駅西口土地区画整理事業地内から鶴瀬第1団地(アルビス鶴瀬)内を抜けて、団地内に幅員12m、延長約280mの道路を新設。道路は、団地西側の市道2933号線と同5109号線の交差部と接続する。
公共公益施設は、地元要望を受けて、特別養護老人ホーム、在宅サービスし施設など、福祉関連施設の設置が望まれている。
福祉施設は、民設による整備が見込まれていることから、市が用地を取得しない場合には、公団が法人らに対して公募を行うことになにりそう。
また、民間開発については、住宅供給などが考えられており、施設工事に入るのは、20年度以降となる。
















