ちさいたま市は、宮原小学校（北区宮原町４－１０２－６）の校舎改築に伴う実施設計および地質調査業務を上半期中に委託し、１７年度から２か年事業で整備する。

　改築対象となる北側校舎規模は、ＲＣ造３階建て、延べ床面積１、０６３㎡と同５１８㎡の普通教室棟。

　工事は仮設校舎設置後、既存校舎を解体した跡地に建設。同校は、過大規模校となりつつあるものの、新校舎は現状維持を想定しており、児童数増加への対応は今後、検討していくという。

　宮原小学校は当初、耐震補強による校舎整備を計画し、１５年度に宮原設計測量（北区、電話０４８－６６４－３１３１）が耐震２次診断を実施中、コンクリートの著しい強度劣化が認められ急きょ、耐力度調査に移行した。その結果、評点を下回り、緊急な改築が望ましいとの報告を受け、今回の予算措置となった。