県建設業協会松筑支部（清澤由幸支部長）は16日に本年度の通常総会を開催し、支部や事業協同組合、㈱松筑建設会館の３団体でそれぞれの収支決算や事業計画、予算などを原案通りに承認、新年度事業をスタートさせた。

　昨年11月の臨時総会で、支部活性化を目指しての準会員制度の新設を、また理事会審議規程見直しによる正会員入会金の引き下げなどを行った結果、新たに13社が入会し総会の冒頭に紹介された。これで支部会員数は78社になった。

　清澤支部長は挨拶（写真）で、13社の入会を歓迎するとともに「お互いに建設業協会の隆盛と支部発展のために力を結集していきたい」と期待を込めた。また「建設業は地域にとって必要不可欠な企業であるという自負を持ち続けることが大切」として、会員各社の更なる自助努力を要望していた。

　新年度の事業計画では、適正な入札制度への提言や労働災害事故防止のための安全対策の徹底、支部会員・準会員の入会促進、生コンの共同購入実現に向けての取り組みなどを進める予定だ。

　新入会員は次のとおり(カッコ内は代表者・地区)。

　◇㈱大原建設（大原辰雄・松本市沢村）◇㈱ケイリュウ（齋藤敬一・松本市安曇）◇㈲犀舟建設（栁澤清・筑北村坂北）◇㈲塩尻建友（北沢勝巳・塩尻市宗賀）◇㈲清水工務店（清水深・麻績村）◇㈲聖南建設（瀧澤義文・筑北村坂北）◇㈱竹入興業（竹入浩・塩尻市広丘野村）◇㈲テクト（上條幸吉・松本市波田）◇㈲東広建設（古川憲吾・塩尻市広丘堅石）◇㈲萩原組（橋本修一・松本市平田西）◇波田土建㈱（大月照夫・松本市波田）◇㈲宮下組（宮下今朝春・麻績村）◇㈲渡辺土建（滝澤裕・麻績村）

写真＝挨拶する新入会員13社の代表