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山梨県総務部

県土整備部関連に76億円/3部局の公共事業費/県6月補正予算要求

2011/05/21 山梨建設新聞

県総務部財政課がまとめた6月補正予算の各部局要求で、森林環境・農政・県土整備など3部の公共事業費及び県単独公共事業費が明らかになった。

 最も予算が多いのは県土整備部の76億7434万5000円。次に農政部の14億6533万9000円、森林環境部の9億9404万8000円の順。

 このうち災害復旧費を除く公共事業費は、森林環境部が7億9679万5000円(国費5億2403万4000円)、農政部が13億5684万4000円(同6億9602万6000円)、県土整備部が60億2344万5000円(同29億492万1000円)を要求する。

 また県単独公共事業費は、森林環境部が1億9725万3000円、農政部が1億849万5000円、県土整備部が16億5090万円としている。

 部局別の予算要求状況を見ると、森林環境部関連では、県民参加の森づくり推進事業費に60万円。森林の保全を目的とした森林環境税の導入に向けて、普及啓発事業を実施する。さらに、住宅用太陽光発電設備設置補助金に2700万円を追加し、当初予算額と併せて7700万円となる。民間事業者エコ改修推進モデル事業費に3140万円、間伐材集積促進事業費補助金に654万1000円を要望する。

 農政部関連では、耕作放棄地等モデル事業費補助金に400万円、リース樹園地整備支援事業非補助金に500万円、鳥獣被害防止総合対策事業費補助金に4245万6000円、やまなし型大規模農業経営等モデル育成事業費に420万円を要求している。

 このほか、県土整備部関連では、▽景観形成モデル事業費補助金に1000万円▽美しい県土づくり推進会議設置費に248万3000円▽道路公社経営支援貸付金に1億9791万3000円▽高齢者居住安定確保計画策定費に283万6000円-などの事業がある。


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