横浜市建築局は十七日までに、小学校四校の給食室改修に伴う設計委託の業者選定手続きを進める一方、選定手続きを進めていた二校の業者を決めたことを明らかにした。
給食室の改修は、経年劣化した施設環境の改善を図ることを目的に行うもので、長寿命化を目指した施設とするとともに、国の基準に合うようドライ化を施す。委託が決まった青木小と星川小は年度内に設計図を描き、二十四年六月の工事着手というスケジュールで進む。一方、手続きを開始した四校は、月内に選定し、工事は二十四年度の予定が立てられている。以下、概要は次のとおり。
▽青木小学校(神奈川区桐畑一七)=既存のRC造二階建て、二八〇平方㍍を国の衛生基準に適合させるための改修とともに、三〇平方㍍増築し、三一〇平方㍍を改修…オプスプルービンググラウンド㈲を選定
▽星川小学校(保土ヶ谷区星川三-一八-一)=既存のRC造二階建て、二三二平方㍍を国の衛生基準させるための改修とともに、一一八平方㍍増築し、三五〇平方㍍を改修…㈱アーキテクト・アソシエイツ・ヨコハマを選定
▽戸塚小学校(戸塚区戸塚町一三二)=既存の一八〇平方㍍を解体し、RC造二階建て、延床面積三五〇平方㍍を増築する。これに合わせて、既存校舎棟のシャッター危害防止装置取付、開口部防火設備改修、末端教室の二方向避難確保、非常用進入口の設置等の改修を行う
▽鶴ヶ峯小学校(旭区鶴ヶ峰一-四二)=既存のRC造二階建て、一八八平方㍍に、一一〇平方㍍を増築し、三〇〇平方㍍で計画
▽富士見台小学校(保土ヶ谷区岩井町三〇七)=既存のRC造二階建て、二三三平方㍍と八〇平方㍍を用途変更し三一三平方㍍を給食調理室として改修、整備
▽菊名小学校(港北区菊名五-一八-一)=既存のRC二階建て、三二〇平方㍍を改修