経済調査会は20日、主要建設資材50品目の価格や変動などを収録した「積算資料に見る建設資材価格の半世紀」をまとめた。半世紀に及ぶ建設資材価格を整理・分析したことで、多くの資材は日本列島改造ブーム期を契機に急騰したことが明らかになった。その後、第二次石油ショックを境に現在にまで下落している。
統計資料は、昭和21年9月から現在に至るまでの資材別価格の変動や出荷量、販売量などの推移を統計資料として記録。また、統計資料は経済調査会ホームぺージからダウンロードできる。
収録対象は、主要建設資材50品目・規格の10都市分(札幌、仙台、東京、新潟、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、那覇)。
その他、資材価格の推移から製品価格と原材料価格の関係や資材販売量・出荷量・生産量などの関係もわかった。
なお、統計資料のダウンロードは、http://www.zai-keicho.or.jp/