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群馬県高崎市

遮断弁設置と更新工/箕郷町の白川浄水場

2004/04/22 群馬建設新聞

 箕郷町上芝にある白川浄水場の2号配水池に緊急遮断弁の設置及びろ過池コントローラーの更新工事を計画している高崎市水道局工務課は、それぞれ11月にも工事発注する見通し。当初予算には、遮断弁設置工事費2700万円、コントローラー更新工事費2633万円を計上している。

 白川浄水場は箕郷町上芝705-1に昭和49年度に創設。原水は、表流水(群馬用水)で、浄水方式は急速ろ過方式を採用、3万立方m/日の計画給水能力を持ち、うち県央第一水道受水量は平均1万2000立方m/日、最大1万5000立方m/日、配水方式は、自然流下方式となっている。

 災害対策として設置する緊急遮断弁は、大地震の発生による水道管の破損や水圧の変化を自動的に感知し遮断弁が作動する構造で、白川浄水場内の配水池1~3号にそれぞれ設置する計画。また、電気計装設備も併せて整備する。15年度には1号配水池に設置しており、今年度に2号配水池に着手する。残る3号配水池は17年度に整備する予定だ。工事に先立つ設計はホシ設備設計研究所(同市上大類町1355-3電話027-361-6275)が作成した。

 一方、ろ過池コントローラー更新工事は、コントローラーのユニット一式工と制御盤の更新工事などを実施する。それぞれ工期は約5か月間を見込んでいる。



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