県上田建設事務所は29日、ダム事業への理解促進を図ることを目的に、上田市西内の内村ダムを一般へ開放する見学会を開催。併せて、上田広域連合の消防団が水難救助訓練を実施した。
見学会には市内・外から親子づれなど約80人が参加。職員から受けた、ダムの役割や維持管理体制などの説明を感心しながら聞き入っていた。
内村ダムは地域住民の生活に欠かせない水道用水をはじめ農業用水、河川維持量の確保のほか、豪雨災害防止などさまざまな重要な役割を担っている。
参加者からは「滅多に見れないことであり今日は良かった」「震災のことを考えると、私たちはこのダムに日々守られていると実感した」などの感想を話していた。