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長野県栄村

天代坪野線に来年度着手/簡易水道統合も/3か年実施計画を公表

2004/04/24 長野建設新聞

 栄村は、平成16~18年度実施計画をまとめ、公表した。それによると新たな「ハコもの」の建設計画はなく、現道改良や簡易水道統合など既存基盤の改修・増強に重点を置いている。年度別のハード事業費総額は16年度4億4050万円、17年度3億1750万円、18年度5億4870万円。

 来年度事業完了を目指す月岡志久見線整備へは緊道・村単あわせて今年度1億2850万円、来年度2200万円を投入。今年度は緊道で180m(幅員7m、箱型擁壁・大型ブロック・舗装)、村単で340m(幅員5m、路体盛土・舗装)の道路拡幅を予定しており、当初予算でそれぞれ1億510万円、2340万円を計上済み。施工者選定時期は6月で、緊道は指名競争、村単は意向確認型指名競争により行う。

 また、来年度から天代坪野線整備への着手も計画。事業延長は600m(幅員5m)で17年度に調査・測量・概略設計、18年度に土合橋改良を予定している。

 上水道関連では柳在家、志久見、雪坪地区の簡易水道統合を17~19年度の3箇年で計画。総事業費は2億500万円。さらに来年度、青倉地区で配水池築造も予定している。

 下水道関連では合併処理浄化槽の設置を推進。今年度は40基、17~18年度は各30基を整備する。なお、今年度分の施工者選定は6月に行う。

 このほか大久保阿部家住宅改修(17~18年度、事業費3360万円)、栄中学校グラウンド整備(18年度、同3000万円)、百合居温泉施設改修(18年度、同2000万円)などもあげられた。



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