蓮田市は、仮称・環境学習センター整備事業を進めている。当初予算には事業費5070万円を計上し、早期に建設工事を発注する。同センターの整備により、体験的学習を中心とした環境学習の拠点施設となる。
同事業は、昭和49年に建設された既存の黒浜農村センターを改修し、転用するもの。
既存施設(黒浜1061、敷地面積1926・3㎡)は、S造2階建て、延べ床面積396㎡の規模。改修内容は、1階が会議や発表会などを行える多目的ホールを中心に、展示資料室、生活実習室、事務室を。2階は研修室、会議室、収納庫を内包させる。設計を大川1級建築士事務所(草加市、電話048-922-2167)がまとめた。
同センターの整備に向けては、市民、NPOなどで構成する懇話会を15年6月に発足。これまで同年8月には、施設の基本計画案などの第1次提案を、今年3月には環境学習プログラム・施設の管理運営などに関しての第2次提案をそれぞれ行ってきた。
事業費の内訳は、監理業務委託費170万円、工事費4900万円。