㈱武井建設(安曇野市豊科南穂高、髙橋秀雄社長)が今年から始めた高圧洗浄事業が好調だ。墓石やブロック塀、インターロッキングの洗浄などを請け負ったほか、このほど安曇野市から道路維持工事(豊科1級27号線他小規模工事)を受注、高圧洗浄機により豊科地区内の20数橋を洗浄した。(写真)
水垢などでコンクリートの表面が黒ずんでいたり、橋の中央などある排水溝が土などで詰まっていたりしていた各橋梁を、重曹を混ぜた水を独自開発した高圧洗浄機(圧力性能0~50MPa)により素早くきれいにした。
使用するのは水と重層だけなので環境への悪影響は無く、重曹は水溶液では弱アルカリ性を示す。特に「冬場に凍結防止のためにまいた塩カルなどを洗浄するば、腐食を防ぎ橋梁などの延命化にもつながる」と髙橋社長。
また、同社では超音波を使い酸素と水素のラジカル反応でできた目には見えないナノの世界の小さな泡でできているナノ水『マクロコスモウォーター』を使用した洗浄も行っており、通常の水では除去しにくい油やクラック内の洗浄などにはこのナノ水を使用している。
髙橋社長は「洗剤を使わずに人体に無害な重層や自然にやさしい水だけでの洗浄。橋梁などの点検前に洗浄すればクラックなどがすぐ分かるし、ガードレールや建築物、工業部品の洗浄など幅広い利用が可能」と話している。
詳細は㈱武井建設(TEL.0263-72-8735)まで。
URL http://www.takei-group.co.jp/