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国土交通省宇都宮国道事務所

利根川橋架け替えに注目/設計施工一括を検討

2004/05/07 埼玉建設新聞

 国土交通省宇都宮国道事務所は「利根川橋架け替え工事」で実施設計と工事を一括とするデザイン・ビルド(設計・施工一括方式)の検討をしている。早期に細部を詰めて適用に向けて動き出している。

 国道4号利根川橋は橋長654mで大正13年に架設された橋梁。老朽化が進み、耐震性・防災対策として架け替えに取り掛かるもの。

 計画では、上り線(栗橋町、春日部方面)の下流側(茨城県側)に2車線の新橋を架設し、昭和41年に架設した下り線とともに活用する。新橋を架設した後、上り線は撤去する。下部工は橋台2台、橋脚を10基程度設置する方針。

 新橋は栗橋町栗橋地内から茨城県古河市中田町地内に架設する。

 早期に設計施工一括の適用を検討し、6月ごめまでに結論を出し、今夏中には公告、19年度末までの工事スケジュールを想定している。

 総工事費はおよそ50億円を見込む。

 予備設計はドーコン(札幌市厚別区厚別中央1条5丁目4-1、電話011ー801ー1500)、修正設計は大日本コンサルタント(豊島区駒込3-23-1、電話03-5394-7612)がそれぞれ担当した。



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