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長野県厚生農業協同組合連合会

設備包含、単体か2者JVで/佐久医療センター新築を公告/延べ約5万㎡、12月2日開札

2011/09/29 長野建設新聞

 長野県厚生農業協同組合連合会(JA長野厚生連)は28日、佐久総合病院佐久医療センター新築工事の一般競争入札を公告した。建築設備一括発注で、県内に本支店・営業所を有する単体また2者JVでの施工とする。参加申請期限は10月13日、資格審査は翌14日。開札は12月2日に行われる。

 単体及びJV代表者は経審における建築一式の総合評定値が1700点以上、かつ合計完成工事出来高が1900億円以上(2011年度入札参加資格申請時点。以下同じ)で、過去10年以内に「S及びRC造延べ2万5000㎡以上、かつ病床数200床以上の医療施設」及び「延べ1万5000㎡以上の免震構造建物」の新設または増築工事の元請け実績を有すること(JV実績も可)。代表者以外の構成員は総合評定値が1000点以上、かつ合計完成工事高が1900億円未満であること。

 佐久医療センターは佐久市臼田の現院から分離する形で同市中込字大沢の旧ツガミ跡地(敷地約13万㎡)に移転新築する。規模はRC造地下1階地上4階建て延べ4万9635㎡。実施設計の完了に伴い今年2月に公表した施設概要によると病床数は一般病床(周産期母子を含む)388床、救命救急病棟20床、集中治療室などハイケア病床42床―の計450床。建設費は約130億円を見込んでいる。

 工期は2013年9月末。設計監理は日建設計(東京)。

 佐久市が強く要望していた地元企業の活用については、落札後の留意事項として「下請け企業は地元企業の採用に留意し、その選定にあたっては発注者との協議を条件する」と明記した。


 【写真=佐久医療センターの完成予想図】

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