茅野市は、茅野駅西口土地区画整理事業について４月３０日に都市計画決定した。今後の予定としては秋頃の事業認可取得、換地設計委託を目指している。また解体予定の既存建物を対象とした調査も予定している。市の当初予算では換地設計・建物調査委託費として８、９００万円を計上。着工は順調であれば１７年度になる見通し。

　事業は茅野駅西口都市再生区画整理として計画。対象区域は茅野駅を中心とした中心市街地活性化区域内、駅西口の再開発ベルビア南東に位置する約３・７ha。このうちの約１・８ha部分を第１期地区として整備する。

　工事費の概算は県道３・５・１５号線上川橋線拡幅及び交通広場（約４、８００㎡）整備が道路改良１億７、９００万円、舗装５、３００万円、植栽３、２００万円、橋梁５億２、８００万円、付帯工事２億７、０００万円。特殊街路整備の８・５・３弥生通線コミュニティ道路化は道路改良４、４００万円、舗装２、１００万円、植栽８００万円、付帯工事２億２、６００万円を見込む。ほかに区画道路、公園・緑地、下水道付替え、宅地整備などを予定している。

　事業計画策定及び地区界測量は、日本技術開発（東京都中野区）が担当した。