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群馬県高崎土木事務所

用地をメーンに実施/東谷川の護岸整備

2004/05/13 群馬建設新聞

 井野川支川東谷川の護岸整備などを促進している県高崎土木事務所は今年度、用地補償をメーンに実施する考えだ。

 護岸整備の全体計画は井野川の分岐点から主要地方道前橋箕郷線までの約2700m。また、護岸整備に伴い橋梁の架け替え工事も実施しており、区間には全15橋が設置され、この内、15年度までに架け替え工事が終了しているのは12橋で、残る橋梁は下流側から中原橋、田島橋、東谷大橋。

 整備は昭和58年度から着手しており、これまでの進捗率は約76%。

 具体的な整備内容は、川幅を10m程度に広げるほか、護岸の勾配を緩くし、生物が生息でき人々が水とふれあえる水辺へと護岸や床固工、魚道工などを施す。

 工事に先立つ設計などは技研測量設計(前橋市下小出町1-15-3電話027-233-2761)が手がけた。

 今年度は、用地補償をメーンに実施するが、補正で予算確保できれば一部工事を発注する見通しだ。



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