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建設業労働災害防止協会長野県支部松筑分会

三大災害絶滅で研修会/建災防松筑分会/年末年始無事故で

2011/12/02 長野建設新聞

 建災防松筑分会(清澤由幸分会長)は30日、三大災害絶滅研修会を松筑建設会館で開催した。会員企業の安全管理担当者や現場代理人、県現地機関の職員など約90人が出席、年末・年始に向けて安全に対する意識を再認識するとともに、「ゼロ災」達成の決意を新たにした。

 冒頭の挨拶で清澤分会長(写真)は「今年は昨年に比べ労働災害が減少傾向であるが、これから凍結などによる事故が予想される。特に注意して、明るい新年を迎えてほしい」と要望。また、松田拓道松本労働基準監督署長は「これからが土木工事の集中する時期。重機の点検も目視だけでなく、実際の稼働で確かめるなどしてほしい」と、リスクアセスメントが形骸化して、実のないものになっていないか特に注意してほしいとしていた。

 研修会では、10月31日に4班に分かれて行った工事現場安全パトロール結果の検証報告がまず行われ、各現場の良い点、悪い点などをスライドをもとに解説。続いて、松本労基署の秋山英司主任監督官が労災の現状と課題、三大災害絶滅のための具体策、移動式クレーン転倒事故の検証などについて、中部電力長野支店が電線近くでの作業についてそれぞれ講話。「こうして防げ!重機災害」のDVD鑑賞後、松筑分会の深澤信治副分会長が決意表明をして研修会を閉じた。

【写真:研修会のようす】


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