笛吹市立石和第五保育所建設に伴う起工式が13日、現地で挙行された。会の冒頭で荻野市長が「少子化の進行が大きな社会問題となり、家庭を取り巻く環境は大きく変化している。石和温泉駅周辺整備に伴い園舎の移転建替えを行うが、県産材を多く使った温かみのある施設となる」とあいさつした。
施工者を代表し、飯塚工業の飯塚三郎代表取締役は「(同保育所の建設は)昨年政府が公共構造物の木質化事業は全国的に見ても少ない。これだけ大規模施設は県下でも少ないだろう。社運をかけて取り組みたい」と話した。
新施設はW造2階建てで、延べ883㎡の規模。建築主体及び敷地造成は飯塚工業、機械設備はタナカ設備、設計監理は日比野設計(東京都)がそれぞれ担当。電気設備と外構(遊具)は今後の発注となる。
【写真=鍬入れを行う荻野市長】