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「地域の絆を大事に」/新年会で飛躍誓う/建築士事務所協会高崎支部

2012/02/04 群馬建設新聞


群馬県建築士事務所協会高崎支部(河島克樹支部長)は2日、高崎ビューホテルで新年会を盛大に開催した。当日は支部員のほか、富岡賢治・高崎市長も駆けつけるなど約100人が集まり、今年1年の躍進を誓った。

冒頭、あいさつした河島支部長は「昨年はわれわれにとって大変な1年だった。そんな中、絆という言葉がいろいろな場面で言われている。高崎で仕事をしているわけで、地域の結びつきを大事にしたいと考えている。建築業界という縦糸と高崎市という横糸を交わらせ、つながりの強い時代になればと思う。支部や賛助会ともにまとまって高崎を盛り上げるパワーを蓄えていきたい」と呼びかけた。

また、同協会の栗原信幸副会長は「全国的に仕事が減っており、われわれも中央にお願いをしているが震災の壁もあり、中々前に進まない状況で、一人ひとりの努力が必要。昇り龍のように右肩上がりになればと思う」とあいさつした。

富岡市長は「これからは都市間の競争が激しくなり、いろいろな仕掛けが必要だと考えている。今度、市内に新斎場ができるが、役所の中では30億円を超えるようなプロジェクトは当然東京の業者という流れになっていた。とんでもない話だ。東口の大規模施設の基本構想についてもこれまでなら確実に東京の業者に持っていかれるケースだった。市の将来を考えるのだから、市の業者にやってもらわなければならない。こういう方針で魅力ある街にするため、知恵を出していろいろな施策を打ち出していく。皆様方のお知恵もお借りし、高崎をエキサイティングな街にしていきたい」と祝辞を述べた。

その後、藤巻良昭賛助会長が「今年も後半になれば景気も良くなると思う。その辺りの明るさに期待し、希望をもって1年を過ごしたい」と音頭をとり、参加者は新年を祝うとともに躍進を誓い乾杯し、相互の親睦を深めていた。


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