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栃木県宇都宮市

国本地区市民センター建設の本体工を制限付き一般競争で11年7月上旬公告、入札は8月

1999/06/30 栃木建設新聞

 宇都宮市は、国本地区市民センター(宝木本町)建設について、本体建築工事に制限付き一般競争入札を適用し、来月上旬にも公告、八月中に入札し九月定例市議会で工事請負契約の承認を求める考えを明らかにした。また、空調設備工事も制限付き一般競争を適用。八月中にも公告し、本体議会承認後の九月末に入札する見通し。このほか、電気、給排水衛生、火災報知機、放送の各設備は、指名競争で九月末に入札する。設計は昨年度、(株)鈴木公共建築設計監理事務所(宇都宮市一条四-三-二〇)が二千三十万円で担当。工期は来年九月末日。

 センターの構造と規模は、RC造二階建て延べ約一、四九五㎡(一階一、一七二・七三㎡、二階三二二・一六㎡)。一階には玄関ロビー(一五五・八二㎡)、事務所(一二一・九一㎡)、大ホール(二五三・八九㎡)、図書室(六四・〇九㎡)、倉庫(二八・九八㎡)などを配置。

 二階には、集会室(三六・五四㎡)、工作室(五五・二六㎡)、和室二室(二七・九二㎡及び二八・五一㎡)などが配される。

 同センターは、国本出張所と国本公民館を統廃合し、地域行政サービス機能と地域コミュニティー機能を併せ持つ地域拠点に再生を図るもの。建設地は、主要地方道大沢宇都宮線(新里街道)沿いの国本中央小学校北側に建つ、国本公民館敷地約四、〇〇〇㎡。

 市では現在、市街周辺十一地区の出張所と公民館の再編整備を進めている。これまでに七カ所の整備が終了。国本地区が八番目の整備となる。今後は残る平石地区、姿川地区、横川地区が候補に挙がる見通し。



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