立川市は、市営住宅計一〇か所のうち今年度の幸町七番住宅を含めて既に九か所で建替事業を推進、残る富士見町第三住宅（富士見町七－九地内）の事業化を目指している。

　市の第四次実施計画（十～十一年度）では事業費二億一、二〇〇万円を試算。十一年度で測量・設計に着手し二か年で建設工事を推進、十二年度までに市内全箇所の市営住宅建替を完了する運び。

　富士見町第三住宅は、現況では平屋を計三〇戸有する。事業では、集合住宅への建替により計三二戸を確保することを目途としている。敷地面積が狭いために駐車場や緑地のスペースを確保できるかなどの検討課題があり、今後は内部でこれら問題点の協議を進めていくと見られる。