県は1日、甲府市の県立文学館講堂で電子納品・電子入札説明会を開催した。この日を皮切りに14日まで県内6地区で開く最初のもので、対象となった峡中地域振興局管内で甲府市市内に本社のある約500人が出席、同講堂をほぼ満席とするなど、受注者側の関心の高さを見せた。
同説明会では、主催者を代表して県土木部技術管理室の秋山孝男室長が「県においてはCALS/ECにより、電子入札システムを用いて一連の入札手続きをインターネット上で行う電子入札や、今まで紙で納品された調査、設計、工事などの各業務段階の最終成果(業務成果品、工事完成図書)を電子データで納品する電子納品などを順次、進めていく。新しいものには、とまどいがつきものだが、本日の説明会で基本的な理解を深め、自社の指導的な役割を担って頂きたい」などと挨拶。
その後、土木部技術管理室と総務部営繕課の担当による「電子納品について(土木・営繕工事関連)」、土木部土木総務課担当による「電子申請(入札参加資格)、電子入札」の概要説明がされ、各出席者は資料を参考に熱心に聴講していた。