新潟県は、本年度の「エコ事業所認定制度」の登録受付を2日より開始した。本年度の新規登録受付は10月31日まで行う。
県の「エコ事業所認定制度」は、省エネ対策や新エネルギー導入など、二酸化炭素の排出削減に積極的に取組む県内の事業所が、社会から評価される仕組みづくりを促進するため2009年度から運用している。
現在、108の事業所が登録して排出削減に取組んでおり、うち86事業所が「エコ事業所」に認定されている。
同制度では、事業所は3年間で6%以上(年間2%以上)のCO2削減計画を策定し、県へ提出。県は参加事業所を登録し、削減計画等をホームページ上で公表する。
CO2排出量を年間2%以上削減した事業所は「エコ事業所」に認定し、3年間で年間6%以上削減した事業所は「優良エコ事業所」として表彰される。
認定事業所になると、県のホームページでの公表や認定マークの使用が可能となるほか、金融機関が提供するエコ事業所を対象とした低利融資制度の利用が可能となり、県が物品等の調達を積極的に行う制度の対象になるなどのメリットがある。
なお、詳細に関する問い合わせは、県環境企画課地球環境対策室(℡025-280-5150)まで。