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長野県上田市

上田市等の消防無線/指令室・訓練塔も建設/デジタル化設計6月に入札

2012/04/21 長野建設新聞

 上田市および上田地域広域連合は、消防・救急無線のデジタル化移行に向け、上田市内数箇所における鉄塔や中継局の設置、消防会館に通信指令室と訓練塔を新築するなど、順次総括的に整備を進めていく。デジタル化の移行期限は2016年(平成28年)5月末に位置づけられ、概ねの基本設計が11年度にまとまったことから、6月にも実施設計を発注する方針。消防会館の耐震補強、および通信指令室と訓練塔の建設などは14年度の整備を目指す。

 耐震補強を施す消防会館は、RC造3階建て(屋上)延べ2190㎡規模。補強に伴い高機能消防指令装置を更新するため、手狭な既存の通信指令室に替わり、会館敷地内の東側の空きスペースに2階建てで施設を建設する。訓練塔は6階建てを想定している。

 建物に掛かる予算は実施設計費2100万円、耐震補強と通信指令室増築、アンテナ塔設置、訓練塔設置など工事費総額は3億8300万円が見込まれている。

 無線のデジタル化のための鉄塔・中継局設置の実施設計(1900万円)は本年度、同時に実施していく計画で、設置本数は検討中としている。13年度に鉄塔と局舎設置(2億4500万円)、本部・中継局(14億8900万円)は14年度に設置する見通しだ。

 また、高機能消防指令装置更新は13年度に実施設計(600万円)、14年度に更新を行う。見込まれる整備費は総額6億6000万円。

 全体の事業費としては28億3200万円が試算されており、そのうち上田市は19億6100万円を負担する。無線のデジタル化は15年度がアナログとデジタルで両方で試行し、16年度に本格稼動する。

 市側は「今は無線と携帯電話で通信しているため、情報が漏れる心配があり個人のプライバシーにかかわる。デジタル化により防げるし、災害救急時は全国に応援部隊を要請することも可能になる」と話していた。


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