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群馬県東部農業事務所農村整備課

1億6000万円を予算化/岡登地区の湛水防除

2004/06/04 群馬建設新聞

 岡登地区で湛水防除事業を進めている県東部農業総合事務所は今年度、当初予算に事業費1億6000万円を計上。水路工700m(柵渠B2・5m×H1・2m)、東武鉄道横断工(推進工)1か所のほか、丈量測量及び用地買収を行い進捗を図る。

 岡登地区の流域内では、近年ベットタウン化が進み、排水状況が変化、大雨が降ると湛水被害に見舞われている。それを未然に防ぐため、地域の農業や生活に密着している岡登用水・身無川の水路改修と、調整池新設を実施しているもの。

 施工期間は平成元年から17年度まで。対象となっているのは、桐生市、太田市、笠懸町、薮塚本町、大間々町を流れる岡登用水(L4・6km)と身無川(L6・5km)で、工事区間の総延長は11・1km。また笠懸町には洪水調節池を3か所整備する。

 全体事業費は約18億3450万円を見込んでいる。



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