県内での高速道路の料金割引実験について、坂入健県土木部長は4日の県議会一般質問で「今年度は、北茨城市まで区間の拡大や、実験期間の延長などについて、協議会で検討の上、実験が実施される予定」と答弁した。鈴木徳穂議員(自民)の質問に答えた。
答弁によると、昨年11月から12月に日立市内の常磐自動車道で割引実験を行った結果、日立南太田から日立北IC相互間の1日あたりの交通量が約3200台増加し、2車線のバイパス道路の整備に匹敵する効果が得られた。
一方で、実験の期間や区間が短かかったなどの課題も明らかになり、これらを踏まえ、今年度は、北茨城市まで区間の拡大や期間の延長などについて、協議会で検討の上、実験が実施される予定である、と答えた。