峡南高等技術専門校(富士川町青柳町3492)の改築に向け近く地質調査に入る見通しとなった。県営繕課は7月20日から10月5日までの工期で同校敷地のボーリング調査(4点)を実施。7月中には基本・実施設計も発注し、並行して進める。本体工事は来年度着工だ。
新たな校舎はRC造2階建てで延べ床面積は1134㎡を想定。同校宿舎跡地と駐車場を合わせた敷地に建てる。宿舎はRC造2階建てで延べ床面積は439㎡、近く解体する。校舎改築と併せ「高圧受変電設備実習棟」の増築も行う計画だ。
県産業人材課によると、本体工事は2013-14年度にかけて行う。完成は14年夏頃を予定。現校舎は未耐震のため完成後は時期問わず出来るだけ早い時期に引越し、新校舎を使い始める。定員は今後関係者らと協議して決めるが現在と同数程度(60人)を見込む。現校舎については解体する予定だが時期については未定。
本年度予算には調査、設計、解体などの費用として約7853万円を盛り込んでいる。
【写真=改築する峡南高等技術専門校】