石岡市内の旧神栄跡地に計画されている複合文化施設について、市では基本構想を(株)松田平田設計(東京都港区元赤坂1-5-17)に業務委託した。今後、年度末までにまとめる予定。実際に着工するのは合併後となるため、新市建設計画にも事業を盛り込むとみられる。
旧神栄跡地の約2・7haについては、9年10月に取得。これまでイベント広場として開放する一方、跡地の利用方法を検討していたが、図書館や文化ギャラリー、市民会館などの複合施設を建設することになった。
検討を進めていた市中心市街地活性化プラン推進委員会から図書館が中心となった複合施設を建設する内容の報告書が提示されていたため。今年2月の市議会全員協議会で明らかにしていた。
その後、市では4月に庁内の関係各課長らで策定委員会を発足し、第1回目の協議で基本構想の業務委託について、検討を進めた。
今後、基本構想の進ちょくと併せ協議を開き、施設の配置などについて委員会としての意見を構想に反映させていく考え。
今後、実際に着工するのは合併後となるが、第4次総合計画の18年度まで3か年の実施計画によると、18年度ごろに実施設計をまとめる見通しとなっている。