川口市は差間地区の都市基盤整備に向け現在、道路課、下水道課、都市計画課、公園課など10以上の関係部局で整備内容の検討会を重ねている。
9月ごろまでには方向性を固める予定となっており、17年度当初予算から設計・工事費などの関連経費を計上していく構え。整備内容に関しては、道路と下水道がメーンとなるもよう。
地区面積は約32ha。現状は道路の本数が少なく、下水道もほとんど整備されていない状態となっている。同地区は以前、土地区画整理事業による都市整備が予定されていたが、現在市内で進行中の
地区を優先的に推進するため、立ち上げを断念した経緯がある。
なお市では用地買収は考えておらず、説明会などで地元住民の同意を得ながら各種整備を促進する方針。