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オリコン「地震対策型段差抑制工」適用拡大に向けた共同開発を発表

2012/07/28 本社配信

オリエンタルコンサルタンツ(東京都渋谷区本町3-12-1、野崎秀則社長)は、中央大学研究開発機構、㈱NIPPО、前田工繊㈱の共同開発工法「地震対策型段差抑制工」の適用拡大に向けて、採用が難しかった橋台や土被りの浅いボックスカルバートでも使用できる構造について共同開発したことを明らかにした。

 地震による舗装の崩壊を防止するためのもので、橋台背面・土被りの浅いボックスカルバート等の構造物と接続する土工部でも使用できるようにしたのが特徴だ。また、一般的な踏掛板による沈下対策と比べて、段差抑制効果が高く、構造物との接続部上の舗装面が破損しにくいことや、製品組み立てと土工工事が主体のため、短期間で工事が可能だという。同社の野崎社長は「当社の専門技術を投入したことで、さらに適用が拡大した。国土交通省や地方自治体の道路管理者に提案していきたい」と同工法をアピールした。

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