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埼玉県和光市

勤労施設改築で検討/葬祭・火葬場整備へ

2004/06/18 埼玉建設新聞

 葬祭場・火葬場の整備が長年の懸案事項となっている和光市は、勤労福祉センター(アクシス)を改築して葬祭場にできるか、の検討を開始する。これは、市議会6月定例会における、山口慶子議員の一般質問に対する、野木実市長の答弁で明らかになったもの。

 勤労福祉センターの所在地は、松ノ木島町4-1。平成4年の建設で、RC造3階建て。1階は駐車場(37台)で、2階部分にアリーナ(434㎡)、アスレチックルーム(185㎡)、ロビー、シャワー室、更衣室など。3階は会議室と和室が2部屋ずつ配置されている。

 直近の調査によると、施設を「利用したことがない」市民は89・5%。野木市長は「活用方法を、葬祭場も視野に入れながら検討する」と話している。

 また、火葬場を含めた施設の広域整備に向け現在、市長レベルで協議を重ねているという。相手先は未だ明らかにされていないが、「課題は複数あるものの、内々諾は得ている状態」(野木市長)。



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