県松本地方事務所土地改良課が進める県営畑地帯総合土地改良事業山辺地区は今年度、ポンプ据付と農道整備を予定している。
同事業においては、昨年度までに揚水及び加圧ポンプ場とこれに絡む送水管・加圧配水管の整備を終えているほか、15年度発注で繰り越しとなった幹線農道整備(L223m)を進めている。16年度はこのポンプ場のポンプ設置を行うとともに、農道整備を更に西へL500mほど進める計画だ。発注予定によれば、農道は北入中部2~3工区に分け6、8、10月に入札(4工区については6月17日に開札)を予定している。また、ポンプ据付工事は9月に発注予定。
農道整備は全体でL3650m(車道幅員5m、全体幅員7m)規模で、同時に農道工事に伴い既設の畑地かんがい施設の改修も行っていく。同改修は幹線でL3371m、支線L1244mの計L4615m規模が考えられている。
当面、西に向かい農道整備を促進していく方針だが、事業の進捗状況を見て対処するとしている。