記事

事業者
山梨県小菅村

CATV工事を指名競争/橋立地区の公衆トイレ整備/9月補正予算

2012/09/25 山梨建設新聞

 小菅村(舩木直美村長)は9月補正予算を公表した。

 建設関連では、CATV新受信点整備工事に1700万円を計上。日向金風呂地内にアンテナや、光ケーブル(L3000m)を新設する。近く指名競争入札を行う考えだ。総務課は「都留峠にある現在受信点では、冬期の電波が悪くテレビが見れないことがあった」と現状を話す。

 同村では、2010年に過疎地域自立促進計画を策定。そのなかにも交通通信体系の整備が含まれている。15年までに、▽CATVデジタル化整備(受信点・デジタルヘッド装置・無停電電源装置)▽CATV維持補修(センター施設整備備品購入・幹線補修)を行うとした。1999年度に村内全域に農村情報化施設(CATV施設)が完備され、テレビの難視聴の問題は解決。だが、CATVを利用したインターネット構築など、情報化時代に適合した整備が必要とされていた。村営ケーブルテレビ多摩源流の普及率は90%を超えている。

 このほか、橋立地区の公衆トイレ工事費110万円が盛り込まれた。和式から洋式への改修や小便器改修、外壁塗装などの工事を計画。近く随意契約される。同工事は、県がトイレ改修や遊歩道整備など市町村が行う観光施設整備に対し補助をしたもの。補助率は2分の1。

 なお今補正予算では、財産管理工事費50万円、企画工事費40万円、体育施設工事費40万円などの予算が計上された。

 9月補正一般会計予算総額は3482万7000円。当初からの同会計総額を12億6161万1000円とした。

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら