県出納局は17・18年度の物品契約の入札参加登録の手続きなどについて公表した。登録格付けにおいて初めて環境と障害者雇用の2項目を追加することを示した。
17・18年度の入札参加資格の登録申請から電子申請となることから、7月8日のさいたま市文化センターを皮切り21日まで説明会を開催する。9日には春日部市民文化会館、13日熊谷会館、15日さいたま市文化センター、21日狭山市民会館と順次説明する。
また、業者の格付けには新たにISO14001の認証取得業者に5点の加点、障害者雇用促進法が規定する法定雇用率1・8を満たしているか、56人以下の従業員の企業の場合は1人雇用していると5点を付与する。
格付け基準は、物品の販売、物品の買い受け、印刷の請負、催物、映画、広告、その他業務、電子計算に関する業務、賃貸業務、建築物管理業務の種類で、70点以上をA、50点以上70点未満をB、50点未満をCとする。なお、契約の種類によって点数の算出が異なり、平均売上高、自己資本金、流動比率、従業員数などを項目にそれぞれランクに応じて配点される仕組みになっている。
問い合わせは、物品管理課登録担当(電話048-830-5775)まで。