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埼玉県川越市

地元との話し合いへ/東部地域ふれあいセンター

2004/06/28 埼玉建設新聞

 川越市は、東部地域ふれあいセンター建設について、地元住民らとの話し合いの場を設けるよう、近く調整を行う。その上で、早期に設計などに着手する方針。今年度予算には1400万円の委託料を計上した。

 東部地域ふれあいセンターは、文化、コミュニティ活動を支援する施設。対象は古谷、芳野、南古谷の3地域。施設規模、建設地などは未定。

 市では当初、市民会館を中心に、東西南北の各地域に文化施設を建設するブロックセンター構想を立てた。昭和63年に西文化会館メルト(延べ床面積3191・34㎡)、続いて南文化会館ジョイフルを建設した。

 その後、財政状況の変化や使い勝手の問題もあり、残る北と東には、施設規模を縮小した地域センターを建設することで、方向転換。13年度に北部地域ふれあいセンターを整備し、今回、最後の東部地域に着手する運びとなった。17年度着工を目指す。

 東部地域ふれあいセンターは、北部と同様の機能を持たせることになる。山田1578-1に位置する北部センターは、敷地面積3680・61㎡。S造平屋、一部2階建て、延べ床面積1259・48㎡の規模。

 施設内容は、266・97㎡の多目的ホールを中心に、広間2、会議室2、和室2、音楽室、調理実習室、創作室など。多目的ホールは電動式移動観覧席201席。



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